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ニュースリリース
 

潤工社は米国Heat Shrink Innovations社 (HSI)へ引裂性熱収縮チューブの特許技術使用を許諾するライセンス契約を締結しました。

引裂性熱収縮チューブ分野のパイオニアである潤工社は、PHST(Peelable Heat Shrink Tubing)技術を医療機器市場に幅広く普及させるために、Heat Shrink Innovationsとライセンス契約を締結しました。

長年ふっ素ポリマーの可能性を追求し、引裂性熱収縮チューブ(PHST)の技術のスペシャリストでありパイオニアでもある潤工社は、アメリカ テキサス州に本社を置くHeat Shrink Innovations LLCとライセンス契約をし、潤工社の特許技術を使用してPHST製品をつくることを許諾しました。昨今、医療技術の進歩とともに、より精密で小型に設計されたマイクロカテーテルやガイドワイヤーが必要とされるようになってきましたが、それらの製造プロセスも複雑になってきています。この成長分野の最前線において、この新規契約が契機となり、この製造プロセスのソリューションとなる潤工社の技術の価値がなお一層高まったと言えるでしょう。

潤工社のPHST製品は、業界初の引裂性を有したFEP熱収縮チューブです。カテーテルやガイドワイヤーから熱収縮後のチューブを除去する際、その下の本体を傷つけることがなく、簡単で経済的な方法として医療分野のスペシャリストのニーズに応えることができます。この新規ライセンス契約の締結を受けて、潤工社は引裂性熱収縮チューブ市場におけるリーディングカンパニーとしての存在感を高めただけでなく、医療機器分野に幅広くPHSTが採用されるよう活動しています。これは、潤工社の技術をグローバルな医療機器市場に広く普及させるための、潤工社の特許ライセンス活動の成果の一部です。

潤工社の欧米ビジネスを統括する現地法人の社長兼CEOであるJoe Rowan氏は、メディカル製品を含む戦略的な市場において潤工社のグローバル化を推進する役割を担っています。

「この価値ある技術に投資して下さるお客様の数が増加しており、マーケット自体が勢いづいています。引裂性熱収縮チューブは”アーリーアダプタ”にのみ採用される製品ではなく、もはや主流となってきています。潤工社は今まで開拓してきたこの分野で更なるイノベーションを続けて行きます。ポリマーサイエンスにおける潤工社の比類のない経験と革新的な実績に支えられて、潤工社の特許技術に対してお客様や競合他社様からも需要が高まっています。」と、Rowan氏は語っています。「2018年2月6日から8日の間に開催されたMD&M Westでは、PHST分野における最新技術である、業界初のウルトラスモール(収縮前内径0.23mm)と高収縮(収縮比2:1)のPHSTを紹介しました。これらの製品は、お客様の潜在的なニーズに基づき生み出され、お客様の新しい設計にも旧来の設計でのアップグレードにもPHSTは高信頼で応えてくれるという評価を広く業界から得られています。」

このニュースリリースは、以下のリンク先の情報に基づき構成されています。
http://www.junkosha.co.jp/english/corporate/about/news2.html

潤工社について

1954年に日本で創設された潤工社は、医療機器と高周波での伝達分野における、高度なふっ素ポリマー応用技術のパイオニアです。日本には本社を含めた3つの拠点があり、海外では、アメリカ、イギリス、中国に拠点を持ち、潤工社の優れた技術をグローバルに広げています。健康医療、情報通信、海洋・宇宙、環境・エネルギー、精密機械・ロボットといった幅広い分野に潤工社は高品質、高機能、高耐久な様々なソリューションを提供しています。チューブ&継手製品郡に含まれる製品には、汎用樹脂チューブ、ふっ素樹脂チューブ、ハイバリアチューブ、柔軟多層チューブ、工業用ホース、脱気モジュール、熱収縮チューブ、そしてこの市場をリードしている引裂性熱収縮チューブがあります。また、潤工社は、マイクロウェーブ用同軸ケーブルアセンブリ、ロボットケーブル、ハイデータレートケーブル、カメラリンク(Camera Link®)ケーブル&アセンブリ、極細同軸ケーブル&アセンブリ、クリーン対応ケーブル、一般電線&ケーブルを含むワイヤ&ケーブル製品を提供しています。詳しい情報はこちらからご確認ください。http://www.junkosha.co.jp/index1.html