1-3 同軸ケーブルの信号伝送特性計算式



*同軸ケーブル電気特性は*
- 同じ寸法の同軸ケーブルで,絶縁体の誘電率が小さくなると,静電容量は小さく,特性インピーダンスは高く,減衰量は小さくなります。
- 誘電体径と内部導体径の比(D/d)が大きくなるに従って,静電容量は小さく,インダクタンスは大きく,特性インピーダンスは高くなります。
- 導体に撚線を用いた場合,単線に比べて静電容量は小さく,特性インピーダンスは高くなります。
- インダクタンスは,導体の透磁率や体積抵抗率が大きくなるに従って,大きくなります。
- 減衰量は,誘電体の誘電率や誘電正接,導体の体積固有抵抗が大きくなるに従って,大きくなります。また,周波数が高くなるに従って大きくなり,その増加程度は,ほぼ
に比例しています。